ファシリティマネジメントのISO認証規格は、2018年に発行された “ISO 41001 Facility Management – Management Systems – Requirements with guidance for use” です。
ISO 41001は、2021年に「JIS Q 41001 ファシリティマネジメントーマネジメントシステムー要求事項及び利用の手引」として日本語化されています。
ISOのファシリティマネジメントは、41000シリーズとして展開されています。
まずISO 41001認証規格が発行される前にガイドラインとして、ISO 41011と41012が2017年に発行されました。
- ISO 41011 Facility Management – Vocabulary:ファシリティマネジメント – 用語集
- ISO 41012 Facility Management – Guidance on strategic sourcing and the development of agreements:戦略的ソーシングと合意書策定の手引
そして、FM分野を担当するISOのTC267国際専門委員会は、2018年以降も継続し、新しいガイダンスや技術報告書を出しています。
TC267リンク先の図表にあるのがシリーズの連番で、2021年現在41020まで検討されています。
これらはISO 41001の要求条件を具体化するツールとして機能しています。