ファシリティマネジメントの定義

ファシリティマネジメントの定義は、“ISO 41011:2017(en) Facility management — Vocabulary ” によると次のとおりです。

“organizational function which integrates people, place and process within the built environment with the purpose of improving the quality of life of people and the productivity of the core business”

〔日本語訳〕

「人々の生活のクオリティとコア・ビジネスの生産性の向上を目的として、施設とその環境における人・場所・プロセスを統合する組織的機能」

この定義は「 国際ファシリティマネジメント協会(IFMA)」も採用しています。

また、「日本ファシリティマネジメント協会(JFMA)」では、

「企業・団体等が組織活動のために、施設とその環境を総合的に企画、管理、活用する経営活動」

『公式ガイド ファシリティマネジメント』日本経済新聞出版社, 2018、による定義)

としています。

個人的には、JFMA理事・フェローである松岡利昌先生の、

「戦略的にファシリティ(施設とその環境)を活用する経営管理論」

という定義が一番端的に表していると思います。

(参考資料「サステナブルな組織を実現するFMのISO/JISが分かるセミナー PART-1」JFMA, 2022)